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2013年第31号より

多摩大学 寺島実郎監修リレー講座2013(春学期) 最終講義

 2013年7月11日(木)、多摩大学多摩キャンパスにて多摩大学リレー講座2013春学期最終回・寺島学長講義が「日本の進路-2013年夏という局面」をテーマに開講しました。
 初めに寺島は、直後に迫った参議院議員選挙も見据えながら、これまでのアベノミクスの総括を行い、成長戦略を具体的な実行計画へと実体化することができなければ、日本に流れ込んでいる海外の資金は流出し、株高幻想は崩壊するだろうと警鐘を鳴らしました。
 続いて、米中の緊密な対話や米国と欧州のFTA協議など注視すべき世界のダイナミズムや、バイオリファイナリーに代表される新たな再生可能エネルギーの胎動、原発のあり方に対する視座などに触れた後、本講座の総括として最新の著書『何のために働くのか-自分を創る生き方』に話題が及びました。
 グローバル化やIT革命によって労働の断片化や平準化が進んだことで、労働分配率は下がり、中間が排除された労働構造になるなど、若者が納得のいく仕事に出会うことが難しい世の中になっていることを指摘し、自分探しをしたところで何も見つからない、飛び込んでその中から掴み取ったものしか本物にはならないと同書のテーマを語りました。そして聴講者にも、ただ聞くのではなく、リレー講座を自分の考えを深めるきっかけとして欲しいと語りかけ、春学期を締めくくりました。
 なお、同リレー講座の秋学期は10月3日(木)開講が予定されており、9月上旬から申込受付が開始されます。

 ☆ 多摩大学リレー講座2013秋学期の開催スケジュール・お申込み方法は下記バナーより確認できます。