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2011年第3号より

寺島文庫リレー塾 「世界を知る力 ―いま、本当に考え抜くべきこと―」 第10回講義
2011年3月9日(水) 会場:早稲田大学 井深大記念ホール

Part3  2011 年3月9日(水)夕刻、東京新宿区の早稲田大学井深ホールにて第10回目(最終回)の寺島文庫リレー塾が開催されました。講師は寺島実郎塾長で、 「日本創生への基軸」というテーマで講義が行われました。時間を超過して行われた熱のこもった最終講義に、300人余りの聴講生(社会人、学生等)が真剣 に耳を傾けました。講義の要旨は以下の通りです。

 時代認識を深める目的で始めたこのリレー塾の志を持続して開催し続けたい。世界はめまぐるしく動き続けており、確実に全員参加型の秩序に近づいている。要 するに力の論理では束ねきれずに、途上国も含めて誰もが発言を求めて手をあげるといった一見収集のつかない状況にあるが、全員が自己主張する中で自分の国 益と利害を主張していく時代に変わりつつあるということだ。こういった現状において、今こそ日本を創生していく基軸をしっかりと確立すべきだ。それには政 治を可能な限り極小化(代議制民主主義の鍛え直し)し、プロジェクト・エンジニアリングを実現することが必須である。新しいガバナンスで足場を固め、ポス ト自動車産業のすそ野に幅広いシナジーを生むプラットフォーム型産業をつくれば、日本の成長が見込まれるだろう。