Wednesday, Aug 22nd

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   ~少数精鋭で時代を考え、あらゆる変化に主体的に行動する経営者の育成を目指して~

  寺島実郎戦略経営塾は、寺島文庫を基点に中堅企業経営者、次世代経営者の育成と相互連携を通じた日本の産業力強化を主な目的として、2011年に誕生しました。
   本塾は、①経済・産業等の在るべき姿といった思想の探求、②各経営者の経営の基軸を踏み固めるための世界観、歴史観の深化、③寺島塾長が参画する産官学各界の各種活動との連携による未来志向の問題意識の共有、④塾生の主体的な参画を通じた塾生間のシナジーの創出を実現する場として着実に進化しております。
   また、昨今では各地域における経営者育成を通じ、地方創生に向けた取り組みへも参画しております。この活動を、日本経済の現場を担う経営者の志の高いネットワークとして、大きな運動体に成長させていきたいと考えています。


 ☆「寺島実郎の未来先見塾-時代認識の副読本」(毎週金曜日よる8時59分よりBS11にて放送)へ、
  戦略経営塾塾生がご出演されました

  本塾の様子も紹介されておりますので、下記リンクよりご視聴ください。


  <2015年9月11日(金)放送>
  http://gendai.ismedia.jp/articles/-/46126

 

◇寺島実郎戦略経営塾へのお問合せはこちらまで


 <全国戦略経営塾2016 in 長崎ハウステンボス
  
 第1部講師 : 澤田秀雄 氏(ハウステンボス株式会社 社長/株式会社エイチ・アイ・エス 会長)
 第2部講師 : 寺島実郎 塾長
 2016年4月25日(月) 会場:長崎ハウステンボス・ホテルヨーロッパ

 2016年4月25日(月)、「全国戦略経営塾2016 in 長崎ハウステンボス」をハウステンボス内のホテル・ヨーロッパにて開催しました。
 第一部では、澤田秀雄氏(株式会社エイチ・アイ・エス代表取締役会長、ハウステンボス株式会社代表取締役社長)が「ハウステンボス再生から現在 そして未来発展都市へ向けて」をテーマに講義しました。続く第二部で登壇した寺島塾長は、ハウステンボスで戦略経営塾を開催する意味を講義冒頭で論じました。話題に取り上げたのは講義会場近くに展示されてあるリーフデ号のレプリカ(本誌表紙参照)でした。寺島は、関ヶ原の戦いを半年後に控えた1600年4月19日に、今の大分県臼杵に到着したリーフデ号が日本の近代史の扉を開くうえで非常に大きな意味を持っていたこと、この船で来日したウィリアム・アダムス(三浦按針)が送った一七世紀の世界史のダイナミズムを凝縮したような人生を説明しました。

 次に、寺島は、直前に控えた伊勢志摩サミットを取り上げて、G7の背後にある国際関係の力学に言及しました。また、現下に展開されているアメリカ大統領選挙を理解する視点として、「プアー・ホワイト」「ニューヨーク戦争」「世代間闘争」をキーワードに取り上げ、さらにアメリカ大統領選挙が日本に与える影響についても深く追求しました。
 最後に、最新の統計データを駆使しつつ世界と日本経済の現状を塾生と共有しました。そして、塾を通じて時代認識を深め、視界を広くとった知的基盤の上で経営や人生を切り開くという問題意識を再確認して講義を終えました。講義後の懇親会では、東京、関西、関東、そして三重の各戦略経営塾から参加した百人を超える塾生間で交流を深めました。

リーフデ号と船尾のエラスムス像(レプリカ)

 1600年、ロッテルダムを出航し、スペインやポルトガルの勢力を回避するために太平洋を横断して、大分県臼杵市に到着したオランダ船「デ・リーフデ号」。本船で来日したイギリス人ウィリアム・アダムスは、外交顧問として徳川家康に仕えました。「青い目の侍・三浦按針」として今も有名です。船尾には、欧州の知的世界に大きなインパクトを与えたエラスムスの木像が飾られています。「朝鮮伝来の秘仏」として栃木県佐野市の龍江院に置かれていましたが、1924年のバチカン世界宗教博覧会に出展されたことでようやくその存在が判明しました。リーフデ号は、17世紀の世界構造を今に伝えているのです。

◆リーフデ号船尾のエラスムス像
 (長崎ハウステンボスにて)