寺島文庫

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ビション・フリーゼ 文庫犬エリゼの成長記録

新年明けましておめでとうございます。
本年も寺島文庫、文庫Cafe'みねるばの森、そして、文庫犬エリゼをよろしくお願い申し上げます。
2012年1月でエリゼは、めでたく1歳となり、大きな転換点を迎えます。
本年も文庫犬エリゼの成長記録、エリゼグッズをよろしくお願い申し上げます。

 


<新年特集>
新年第1弾は、新年のご挨拶として、寺島文庫周辺に所在する「滝沢馬琴 硯の井戸」の碑について、ご紹介します。

寺島文庫の裏手、目白通りに出て、地下鉄九段下駅の方角へ向かうこと数分。そこに「滝沢馬琴 硯の井戸」の碑があります。
ここ九段北一丁目、かつての元飯田町は滝沢馬琴が居を構えていたことで知られ、馬琴の南総里見八犬伝が書かれた地でもあります。
南総里見八犬伝は、滝沢馬琴が、文化11(1814)年から天保13(1842)年の28 年間を費やし98 巻106 冊を書きあげた大長編小説です。
この物語は、仁義礼智忠信孝悌の珠を持った八犬士が集まり、様々な戦いを繰り広げる勧善懲悪の物語です。
八犬士はそれぞれこの八つの徳の一つを体現する武士です


物語の名場面、犬塚信乃(いぬづかしの)と犬飼現八(いぬかいげんぱち)は芳流閣(ほうりゅうかく)の屋上で戦い、組み合ったまま芳流閣屋上から利根川に浮かんだ小舟に落ち、気絶したまま下流に流れてゆく。
これが八犬士出会いの一つであり、物語が進むにつれ八犬士は各所で出会い別れ、やがて安房の里見家に集まり、里見家を復興し、隠退する。

2009 年4 月、寺島文庫はこの犬士が集い、大事を成す物語ゆかりの地に創設されました。
『世界』2009 年7 月号「脳力のレッスン87 四六年前の手紙と寺島文庫」
 
文庫犬エリゼもこの八犬士の一員として、寺島文庫に誕生したのかもしれません。考えすぎでしょうか・・・
  
  
■エリゼと硯の井戸の碑       ■硯の井戸の碑                    ■硯の井戸の碑アクセスマップ

2011年12月8日(木)撮影