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2014年第44号より2013年第32号より

【北海道次世代戦略経営塾(第2回)】

 
 2014年7月29日(火)、北海道経済センターにて北海道次世代戦略経営塾(第2回)が開催され、元グーグル日本法人名誉会長の村上憲郎氏(村上憲郎事務所代表)が「ウエアラブルとO2O(Offline to Online ) が切り拓くICTの新地平」をテーマに講義されました。

 

(講義概要)
 2018年には世界のIOT機器台数が80億台にのぼると予測されています。IOTとは「Internet Of Things」の頭文字を取った言葉であり、日本語では「モノのインターネット」と表現されています。これまでインターネットは、メール、Facebook、Twitterなど主にヒトとヒトとのコミュニケーションに使われてきました。村上氏は、従来のPCやスマートフォンだけではなく、今後は、スマート腕時計やスマートメガネなどのウエアラブル端末(身につけて持ち歩くことができる情報端末)、さらには家電、電力計等がインターネットに接続することにより、ヒトとモノ、モノとモノが通信し、新たな価値が創出されていく可能性を示しました。このような進化が個々のビジネス現場に大きな影響をもたらす時代がすぐそこにまで来ているのです。
 また、アップル、グーグル、アマゾンなどサイバー空間の覇者が、設計、製造、物流、決済などリアルワールドに雪崩を打つかのごとく参入している様子を紹介しました。こうした時代の潮流に取り残された感を抱く実店舗などオフライン側の経営者は、この状況をネガティブに考えるのではなく、ビッグデータ解析などオンライン側のテクノロジーを積極的に取り入れるべきと、その重要性を説きました。
 さらに村上氏は、植物工場など北海道における「スマートアグリ」の取組について、日本の食料生産の一大拠点として先頭を走って欲しいと期待を述べ講義を締めくくりました。