寺島文庫

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【名称】
寺島文庫塾 アジア・ユーラシア研究会

Terashima Bunko Society for Asia-Eurasia Studies
塾長 寺島実郎

【設立趣旨】
 21世紀のアジアは、巨大な市場規模や豊富な天然資源など高い経済的潜在性を背景に、世界経済を牽引する。アジア開発銀行(ADB)によるとアジアGDPが世界GDPに占める割合は、2030年代には50%を超えると予測されている。
 日本は、すでに対アジア貿易が総貿易の52%、対アジア・ユーラシア貿易は同74%にも達する。また、日本企業は、アジア・ユーラシア市場への進出を加速させる一方、アジア・ユーラシア地域の観光客を受け入れるインバウンドビジネス(2017年2,869万人訪日・4兆円消費、2020年目標4千万人訪日・8兆円消費、2030年同6千万人訪日・15兆円消費)も急拡大している。まさしく「アジア経済=世界経済」、「アジア・ユーラシアダイナミズム」の時代である。
 「アジア・ユーラシアダイナミズム」といかに向き合うか。我々に求められているのは、従来の固定観念を打破する柔軟な思想、産・官・学・ジャーナリズムなど複数分野から得られる最新の知見、そして国籍・国境を越える自由闊達な知的交流に他ならない。
 これらの要求を満たすためには、現実世界を鋭く捉える「アジア・ユーラシアダイナミズム研究のプラットフォーム」が必要である。さらには、新鮮な情報を携えて来日した研究者・実務家の受け皿となる「止まり木」機能も備えるべきでしょう。これらは、寺島実郎多摩大学学長が長年主張されてきた「アジア・ユーラシアダイナミズム研究の在り方」である。
こうした理念を具現化したのが、2009年6月発足の「寺島文庫塾北東アジア研究会」であり、2012年11月に統合した「寺島文庫塾アジア・ユーラシア研究会」である。「アジア・ユーラシアダイナミズム」を体現するメンバー相互の斬新な発表と交流を基軸とした研究会は、9年間で47回を重ね、累計85本の研究報告・現地報告・活動報告・ビジネス情報が発表された。
 「寺島文庫塾アジア・ユーラシア研究会」の最大の特徴は、その多様なメンバー構成にある。現在では、日本・中国・韓国・台湾・シンガポール・モンゴル・ロシア・ウズベキスタン・インド・ネパール・インドネシア・ベトナム・バングラデシュ・スリランカ・ミャンマー・ドイツなどから、研究者・専門家・経営者・ビジネスパーソンなど約200名(外国人6割)を数えるに至っている。
 寺島実郎多摩大学学長の思想と構想に基づいた本研究会は、これからもアジア・ユーラシア地域の国際関係、経済関係、地政学的知、ビジネスを理論・実践的に研究し、その成果を日本や世界に向けて発信していく。また、日本とアジア・ユーラシアの研究者・専門家・経営者・ビジネスパーソン・若者・学生間のネットワーク化を図る所存である。さらには、寺島実郎多摩大学学長が標榜する「アジア・ユーラシアダイナミズム時代を創造する志と地政学的知を身に付けた人材」の育成に資することができれば幸甚の至りである。

2018年4月 代表幹事 金美徳(多摩大学教授)


【活動内容】
1.定例研究会

 ①テーマ:アジア・ユーラシアダイナミズムに関する研究報告、現地報告、活動報告、ビジネス情報 など。

 ②開催月:6月、7月、9月、11月、1月

 ③使用言語:日本語

 ④参加費:1,000円(資料代・ドリンク代・会場費) 

 ⑤開催場所:文庫Caféみねるばの森 (東京都千代田区九段北1-9-17 寺島文庫ビル1階

          アクセスはこちら → http://www.terashima-bunko.com/bunko-cafe/access.html

2.研究者・経営者・ビジネスパーソン・外国人・学生とのネットワーク化
3.研究成果(論文・現地情報・活動報告・ビジネス情報)の発信
4. メンバーによる共同研究及び出版物の刊行など

★本研究会のFacebookのページもぜひご覧ください!順次情報を更新してまいります。
   

【第70回定例研究会のお知らせ】

日  時: 2024年12月4日(水)18:30-20:00

講  師: 藤田 賀久 氏 (寺島文庫 客員研究員)

 

テーマ:「生存戦略という視点から見る台湾の今
            —人権、多文化、先端産業」

 

会 費:1,000円(資料代・ドリンク代込み)

使用言語:日本語

場 所:文庫caféみねるばの森(千代田区九段北1-9-17 寺島文庫ビル1F)
    


お申込み・お問い合わせは、担当(多摩大学経営情報学部教授バートル:このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。)まで


【過去の研究会】
 これまでに開催した研究会の報告テーマと報告者氏名については、こちらをご参照ください。

【会員募集】
 
今、日本のみならず、世界では、寺島実郎多摩大学学長が標榜する「アジア・ユーラシアダイナミズム時代を創造する志と地政学的知を身に付けた人材」が求められています。この志を共有し、知見を磨き、さらには志を共有する人たちとのネットワーク化を図ることを通じて、地政学的知を深めたいと考えておられる方は、是非とも「寺島文庫塾アジア・ユーラシア研究会」のメンバーになってください。ご関心のある方のご参加を心よりお待ちしております。参加ご希望・お問い合わせ等は、当ホームページの登録フォーマットを通じて申し込んでください。なお年会費・会則等はございません。

【役員】
塾長 寺島実郎
  一般財団法人日本総合研究所 会長、多摩大学 学長、一般社団法人寺島文庫 代表理事


代表幹事 金美徳 (キム・ミトク)
  多摩大学経営情報学部 教授、多摩大学大学院ビジネススクール(MBA) 教授

  経歴:1962年兵庫県生まれ。早稲田大学大学院国際経営学修士課程・国際関係学博士課程修了。
  (株)三井物産戦略研究所を経て現職。専門は、国際経営学・国際関係学。研究領域は、企業戦略・
  グローバルビジネス・アジア経済・朝鮮半島。文科省・大学の世界展開力強化事業委員会・キャン
  パスアジア事業(岡山大学・中国吉林大学・韓国成均館大学)推進メンバーなどを通じてグローバル
  人材の育成やネットワーク化に取り組んでいる。
 

<主な著書>

  1. 『キャンパスアジア共通教科書 これからの日中韓経済学(編著:岡山大/田口雅弘・多摩大/金美徳、えにし書房、2018年)』
  2. 『日本企業「没落」の真実-日本再浮上27の核心-』(KADOKAWA、2012年) 
  3. 『図解韓国四大財閥早わかり』(KADOKAWA、2012年)
  4. 『なぜ韓国企業は世界で勝てるのか-新興国ビジネス最前線-』(PHP新書、2011年)など。

副代表幹事 巴特尓(バートル)
  
多摩大学 経営情報学部 教授、多摩大学国際交流センター長
  経歴:1968年中国・内モンゴル自治区生まれ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻
  修士課程修了、同博士課程単位取得満期退学(学術博士)。(株)三井物産戦略研究所を経て現職。
  専門は、中国・中華圏マクロ経済、東アジア国際関係、モンゴル近現代史。

 <主な著書・論文>

  1. 三井物産戦略研究所『アジアを見る眼』(共同通信社、2012年、共著)
  2. 「中国辺境経済圏の諸相~「一帯一路」構想とAIIBの動向を踏まえて」『ジェトロ 月刊中国経済』(2015年、6月号)
  3. 「中国経済の現状と課題」・「中国の辺境経済圏の諸相―『一帯一路』戦略とAIIBの動向を踏まえて―」(岡山大/田口雅弘・多摩大/金美徳編著、『岡山大学キャンパス・アジア共通教科書 東アジア教養人のための日中韓経済論』、ふくろ出版、2017年)。
  4. 「アジアユーラシアの経済連携『一帯一路』構想とAIIB、そして中国の辺境経済圏」・「中国経済の現状と課題」(岡山大/田口雅弘・多摩大/金美徳編著『キャンパスアジア共通教科書 これからの日中韓経済学』、えにし書房、2018年)
  5. 『内モンゴル近現代史研究』(多摩大学出版会、2019年)

幹事 文元 章雄

幹事 松村 健太郎
  
早稲田大学文学部卒業、都内一般企業勤務

【お問い合わせ先】
寺島文庫塾アジア・ユーラシア研究会事務局

副代表幹事 バートル(多摩大学 教授)   このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。